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  • 執筆者の写真Hiromi Mochiduki

マインドフルネス開催が遅れている理由


春からマインドフルネスの勉強会を開催するとアナウンスしていたのに、なかなか始められることができなくて大変申し訳ございません。私事ですが、一人で暮らしている母親が自宅で転倒してしまい、急に入院、転院、介護計画と慌ただしくしております。夏ごろには落ち着く心づもりでおります。マインドフルネス勉強会のスタートは夏から秋にかけてとなる予定でおります。どうぞよろしくお願い致します。


私は1人っ子ですので、このような時に頼る兄弟はいません。しかし介護保険制度周辺でたくさんの方に助けられています。ケアマネジャー、市の介護認定調査員、病院の医師、看護師、福祉用具専門相談員の皆さんなど。他にも様々な場面で助けられていると感じております。人だけでなくユニバーサルデザインに出会うと、本当に助かる!と感激してしまいます。ちょっとした買い物でも車いすが借りれるのですね。


私の母は若い頃から非常に気が強くわがままです。キレてしまうこともあり、手を焼いていました。入院前は加齢により足が悪いのでいろいろ不便をしていたのですが、デイサービスなんて嫌い!手伝ってもらわなくてもいい!などと豪語しておりました。ところが入院中の現在は入浴、排泄の介助、あんなに拒否していたリハビリも素直に受けるようになっていました。


考えるに、病院という場所の構造が非常に支援することに適しているからだと思います。ベッド周りで食事もテレビも完結でき、トイレもつかまるところがちょうどよいところにあります。まわりが自立的でない方に囲まれているのも介助して欲しいと言いやすい要因だと看護師さんから伺いました。


私は心理の仕事を10年以上しておりますが、今回のことで本人がやってみようと思えることが非常に大切だということが、私事として痛感できた出来事だと思っております。母の場合、入院で介助される良さを体験できたことが大きいと思います。今まで私がやんわりとながらも、サービスを素直に受ける良さを折に触れて伝えてきたことも生きていたのだと感じます。まさにスモールステップで本人のやる気が出るところまで来れたということです。このことが私のカウンセリングに良い影響があるといいなと思っております。


マインドフルネス勉強会が皆様の生活に役立つものになるようにしっかりと計画しますね。また正式にご案内できるように頑張ります!もう少しお待ちくださいませ。


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