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「印象に残った言葉②」

  • 執筆者の写真: O
    O
  • 2019年5月8日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年11月27日


皆さま、こんにちは。ゴールデンウィーク、如何お過ごしでしょうか。



今回も、私が印象に残った言葉をご紹介させて頂きます。今回紹介したいのは、


“自分がされていやなことは人にしない、言わない”

という言葉です。


これは、少し前に沼津近郊で「みんなの学校」という映画が上映され、観には行けなかったのですが、ホームページを検索して見つけた言葉です。映画の中に登場する学校の唯一の約束がこれです。みんなの学校というタイトルにあるように、この学校にはいろんな児童がいて、時には唯一の約束を破ってしまい、校長室に行ってやり直しを誓うということをしつつ、共存しています。不登校はゼロとのことです。


 自分がされていやなことは人にしない、言わないというルールは、本当に大事だなと思います。このルールが守られれば、きっと平穏な生活が維持出来る日も多くなるのではないかと思います。


 しかし、時には、自分は平気なんだけど、ある人にとっては苦痛という場合もあります。例えば、聴覚過敏のある人は、他者のくしゃみの音が嫌で、くしゃみをする人がいると慌てて両耳を塞ぎ、ビクビクしていることがあります。それで、つい、「うるさい」「やめて」「何とかして」と言ってしまったり、睨みつけてしまい、トラブルになることがあります。


聴覚過敏のない人にとっては、くしゃみが出るのは生理現象であって、仕方ないし、「やめて」と言われても困るというのが正直なところではないかと思います。

 

 ですので、自分がされていやなことはしない、言わない、はもちろん大事ですが、個人差があるため、ズレが生じている部分については話し合いをして妥協点を見出す作業が必要になってくるのではないかと思います。


 近年よく言われている合理的配慮も当事者・保護者と学校とが話し合い、妥協点を見出していくことに重点が置かれていますが、お互いが納得した上で配慮していくというプロセスは、多種多様な人がいる中で共存していくには欠かせないことなのだと思います。

 話が戻りますが、自分がされていやなことはしない、言わない、というのは、相手を思いやることに通じるものだと思いますし、いじめを減らすためにも有効なのではないかと思います。


 この言葉、機会があれば、是非、子どもたちに伝えてください。

 
 
 

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