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コロナの子供への影響

更新日:9月29日



新型コロナウィルスの感染拡大が始まって、1年以上経ちました。

最近はさらなる変異株の感染拡大が始まっており、感染者数が急速に増えています。

少し気が緩んでいた中でこのような事態になり、驚きとともに不安を感じることもあると思います。


大人でさえ不安を感じる中で、子どもたちはこの状況の中でどのような影響を受けているのでしょうか。


ロックダウンの間では虐待の通報が減ったというデータがあります。

それは虐待が減ったのではなく、虐待を発見してくれる大人たちの目が届かなかったからです。他にもロックダウン中は外に出たれなかったために子どもたちのゲームやSNSへの没頭なども問題となっていました。ロックダウンが開けてもなかなかそれらの習慣を変えることができずに困っている子も少なくありません。


元々不登校だったり、外に出られなかった子はロックダウン中は比較的落ち着いて過ごすことができていたようですが、ロックダウンが開けてからはそれまでよりも不安が高まってしまったケースもあります。


このようにロックダウン自体の影響もありますし、コロナの感染という終わりが見えない、漠然とした不安はじわじわと子どもたちに影響を与えています。


私が実際に経験したことの中からいえば、女の子の摂食障害が増えました。私はスクールカウンセラーもやっていますが、その長い臨床経験の中であった摂食障害のケースよりこの1年であった摂食障害のケースの数の方が多くなりました。

実際にオーストラリアのデータでは前年よりも104%摂食障害の子どもたちが増えています。

2020年の子どもの自殺者数は最多であり、思春期の女子の増加が目立っています。特に6月、8月、11月は前年度の2倍増えています。



ロックダウンによる日常生活の中断、その間はインターネットを通じてしか人と関われず、ネットの中の人間関係に影響を受けたり、SNS(InstagramやTiktokなど)加工された動画や画像と美醜に関する情報に触れ続け、漠然とした不安影響しているのではないかと思われます。


地域での認識の違い、感染者数の違い、経済格差、孤立と孤独。それらは私たち大人でもメンタルヘルスに大きな影響を与えます。当たり前のことが当たり前にできない環境です。


それらは子どもたちだけではなく、大人にももちろん影響を与えています。


ではどうしたらいいでしょう。


残念ながら特効薬のようなものはわかりません。

しかし、これらの不安や子どもたちへの影響はあるものだと考えることは大切なことです。

地道な当たり前のことを丁寧に積み上げていくことは、安心感を育てます。

規則正しい生活やいつもの習慣、ゆっくりお風呂に入ったり、体を動かすなどの当たり前に普通のことを意識的に続けることはどうでしょうか?


楽しかったり、リラックスしたり、心地よかったりすることを見つけましょう。

余裕を持てない中でも、余裕を見つけていくということは簡単ではありませんが、気をつけて見ていただけるといいと思います。


どうしてもうまくいかない場合はぜひ周りに助けを求めてください。






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